法人のお客様

弊社の法人向けサービスについてご紹介します。

法人のお客様へのご提案

 弊社が法人のお客様にご用意させて頂いているサービスは、社員研修、コラボレーション企画、コンサルティングの3種類です。社員研修では、貴社ご希望の職種、場面、状況、人に対応した、非言語メッセージ活用法に関する講義及びトレーニングのサービスをご用意させて頂いております。

 コラボレーション企画では、貴社と弊社のノウハウを合わせたサービスの構築、弊社知的財産の貸与、コラボレーションセミナーの実施、などのサービスをご用意させて頂いております。

 コンサルティングでは、職務と感情に関わる問題の相談、感情に関わる商品開発協力、表情読解に関する技術提供、表情・しぐさ分析、その他、非言語メッセージに関する様々な相談に応じさせて頂いております。

社員研修

“全ての行動の源は「感情」にある!”


ビジネス会話術や心を通わす対話力、ホンネを引き出す質問術、良い聴き手になるトレーニング方法などなど様々なコミュニケーションに関する書籍や研修・講座があります。

こうした言語を駆使する能力は、ビジネスや日常生活を円滑に進めていく上でかけがえのないものであるということは強調してもしすぎることはないでしょう。

言語能力を高度に駆使するスキルは私たち人間に与えられた特権です。トレーニングすればするほど脳は鍛えられ、論理力が養成され、効果的なコミュニケーションを行うための研ぎ澄まされた言語感覚が形成されることと思われます。

しかしこの言語を駆使する能力の前提は、あまりに当たり前すぎてないがしろにされがちです。その前提とは、「感情」です。私たちは「感情」があるからこそ、好き・嫌いを始めとした様々な価値判断が出来ます。感情があるからこそ思いやりを持つことも相手を出し抜くという行動も出来ます。

他者の感情を読みとれるということは、単に感情そのものではなく、感情に込められている意図、モチベーション、個性、誠実さ、信憑性などを読みとれるということに通じます。また感情は、悪意のある意図、隠蔽された情報、欺瞞などの存在も教えてくれます。

つまり感情が全ての行動の源となるのです。


“「感情」を可視化する”


感情は、言語はもちろんのこと表情や声、身振りを通した非言語を通じて表現されます。

様々な研究が、感情識別能力や表情識別能力を職務遂行能力―売買交渉、職場環境作り、マーケティング、リーダーシップスキル、人事評価、カウンセリング、学業成績、嘘検知―の予測に使えることを示唆しています。

また表情を識別する能力と表情を表出できる能力とにも関係があることがわかっております。つまり表情を読みとれる能力は、表情を駆使し、相手に自分の感情を効果的に伝えるためにも大切なスキルだということが言えます。

したがいまして、人の存在を真に理解し、相手の気持ちを汲み取り、察し、思いやりを持ち、場の空気を読むためには、言語能力だけでなく非言語能力に磨きをかける必要があると考えます。

しかし、日本国内において表情やボディーランゲージの利用可能性を正面から説き、実用的なレベルかつ科学的に根拠のある講義及びトレーニングの提供、研修参加者の非言語情報の分析・解説を実施している場は、ほぼ皆無な状況だと言えます。例えば、表情に関して言えば、国内にいる専門家の数も限られているばかりではなく、そのほとんどは研究者の方々なので一般の方々が教えを得る機会はめったにありません。

そこで弊社では、①科学的知見に基づく非言語対人アプローチの指南、②徹底的な微表情検知トレーニング、③実践を重視したロールプレイを3大特徴とした研修プログラムをご用意しております。


弊社サービスの3大特徴


①科学的知見に基づく非言語対人アプローチの指南


膨大な科学的データ、論文、書籍を基に作成された知識体系本をテキストに非言語対人アプローチを講義させて頂きます。表情やしぐさといった非言語メッセージのどれが万国共通のもので、どれが日本人特有のものか、どれが文化的な影響の大きいものか、明確な線引きをして解説させて頂きます。またそれに合わせて非言語メッセージの機能や使い方についても科学的な裏付けのあるもの、経験的なものを区別して解説させて頂きます。


②徹底的な微表情検知トレーニング


「微表情」は0.2秒以下の現象ゆえに、頭で理解しているだけでは到底読みとくことはできません。瞬間的に気づけるようになるまでトレーニングする必要があります。弊社が製作した日本初の微表情検知トレーニングツールで参加者の皆様を徹底的にトレーニングさせて頂きます。


③実践を重視したロールプレイ(※)


非言語メッセージに関する理論を理解し、表情・微表情・しぐさを検知出来るようになったら、実践です。研修参加者様の職務で実際に体験するようなシナリオに沿って、ロールプレイを行います。その様子をビデオで撮影し、参加者様の非言語メッセージをその場で解説させて頂きます。また後日、詳細な分析及びアドバイスを付けたレポートを参加者様に送らせて頂きます。

※研修時間、研修のメニューによってはロールプレイが実施できない場合もございます。詳細はお問い合わせ下さい。


社員研修メニュー例


・交渉・商談・営業・・・営業などの交渉で役に立つスキル

・接客・サービス業・・・お客様の感情を読み解くためのスキル

・採用・人事面接・・・欲しい人材を見分けられるスキル

・警護・警備・・・被害を最小限に食い止めるためのスキル

・捜査・取り調べ・・・犯罪で嘘を見破るためのスキル

・その他・・・人と接する業務に従事している全ての方々のためのスキル





交渉・商談・営業




商談・営業などの交渉にとって必要なスキルは何なのでしょうか?交渉は人との会話の中で成立するものですので言語能力は言うまでもありません。しかし人との会話は言語的側面だけから成り立っているわけではありません。そうです、表情、しぐさ、声高などの非言語的側面も大きな影響を持つ構成要素です。

私たちは、交渉の場面で、自身の言語を巧みに扱い、相手の言葉遣いに注意を払いますが、非言語の側面にどれだけ注意を払っているでしょうか?実際、交渉能力と非言語読解能力とには相関があることがわかっています。つまり交渉相手が発する非言語メッセージを正しく読みとく能力が高いほど、交渉能力も高いということが実証されているのです。しかしながらその非言語的側面に傾注した交渉トレーニングは、日本では、これまでほとんど重視されてきませんでした。

交渉プロセスの中でどのような非言語情報が交渉相手の身体からシグナルとして表れ、それをどう解釈し、どのような会話へとつなげていけばよいのか、相手が同意を示す動きとはどんなものか、相手が熟考をしている表情とはどんなものか、相手の探られたくないポイントをついたときの表情はあるのか、相手に本音を述べてもらうためにどんな非言語をこちらがすればよいのか…等々について弊社研修で徹底的にトレーニングさせて頂きます。



接客・サービス業


接客・サービス業に携わる方々ほど、自らだけでなくお客様のもたらす非言語メッセージの重要性に日々痛感されている業種はないのではないでしょうか?こちらの「おもてなし」や「感謝」の心はちゃんとお客様の心に届いていますし、逆に「イライラ」した気持ちや「緊張」もお客様に届いてしまいます。そうなのです、感情は知らず知らずのうちに相手の心に届くのです(感情伝染理論)。一方で、お客様が無意識に発している非言語メッセージからお客様の好みや感情を敏感に察知し、接客に役立てることが出来た経験は誰もがおありかと思います。

しかし「適切な感情をお客さんに伝える」「お客様の感情を適切に読み解く」と言った能力は、長年の経験や暗黙知の占める部分が多く、これまで名人芸として考えられていたり、先輩の背中を見て覚えたり、試行錯誤の中で体感したり、と誰もが実行出来る形で習得の手立てを用意するのは難しい世界でした。そこで弊社の研修では、こうした経験則の要素の強い非言語情報の利用法を膨大な科学的知見により体系的に整理し、誰もが利用できるスキルとして可視化しています。

接客係の「笑顔の接客」はどれほど効果的なのでしょうか?笑顔の裏に隠されたお客様のイライラに気づいていますか?お客様のどんな表情・しぐさが、商品説明を「もっと聞きたい」「ちょっとストップ」を示しているのでしょうか?セールスポイントに関心が向く瞬間に気づけますか?無関心から関心に変わる瞬間の表情とは何だと思いますか?…等々、様々なシチュエーションを想定した感情接客の可視化に迫り、非言語メッセージを利用した今までにない接客研修プログラムをご用意しております。サービス提供者側のほんの少しの気遣いの蓄積が、ほんの少しの「察する」スキルの違いが、大きな差となり帰ってくるのです。


採用・人事面接




企業の特色や職種に必要とされる能力の違いに応じて、「欲しい人材」というものは様々だと思います。しかし採用活動の要諦を一言で集約するならば、「一緒に働きたい人を採用したい!」「一緒に働き続けて欲しい人を採用したい!」ということになるのではないかと思います。そうした人を見つけるにはどうしたらよいでしょうか?

様々な職務に必要な応募者の能力を考慮した上で、最後に考慮して頂きたいポイントは、応募者の「笑顔」と「誠実さ」です。「笑顔」には大きく分けて、「真の笑顔」と「愛想笑い」があります。緊張した面接の場でも、どのくらい応募者は「真の笑顔」や「愛想笑い」が出来るでしょうか?どのくらい応募者の表情は豊かでしょうか?「真の笑顔」の頻度によって応募者がどの程度、人と接する仕事に向き、どのくらい明るい人物か、どのくらいメンタルがしっかりしているか推定出来ます。カナダのある会社では面接時に応募者の「真の笑顔」の頻度を判定し、採用基準の重要な指標の一つとしています。一方で、「愛想笑い」の頻度によって応募者がどの程度、人当たりが良いか推定出来ます。また緊張にどのくらい強いかもわかります。「笑顔」には、人と人を結び付け、「笑顔」のまわりに「笑顔」が生まれ、職場環境も良くなる魔法のような表情なのです。信頼してずっと働きたい仲間を見つけるために、「笑顔」を考慮した採用活動を強くオススメします。

次に「誠実さ」についてです。これは以下にあるセクションの「捜査・取り調べ」にも大きく関係してくる要素です。「応募者の言動がどのくらい信頼に足るか」ということを応募者の非言語メッセージから推定が可能です。応募者の感情や認知的な揺れ動きは、表情やしぐさ、声、といった非言語のシグナルを通して応募者の無意識のうちに発信されます。面接中の様々な場面に観察される応募者の非言語シグナルを適確に捉え、適切な質問・方向性に会話の流れを持っていくスキルの養成を弊社研修プログラムではご用意しています。



警護・警備



暴力犯罪を企てている表情、暴力を行う直前の表情というものをご存知でしょうか?そうした表情を事前に察知することが出来れば、暴力犯罪の発生を未然に防ぐ、もしくは被害を最小限に抑えることが出来る可能性が高まります。

本プログラムは、Humintell社製の危険表情検知トレーニングプログラム(※)を 使用して、危険表情を瞬間的に察知するトレーニングを行います。
プログラムの概要は以下の画像をクリックしてください。

※Humintell社製のプログラム内容は英語で構成されておりますが、弊社講師が日本語で全て解説させて頂きます。

Humintell社開発の危険表情検知プログラム



捜査・取り調べ


人が嘘をつくと必ず反応する身体のシグナルー表情、しぐさーというものは、現代科学の知見を総動員しても、未だ、発見されていません。世間でよく言われる「ボディーランゲージから嘘を見抜く」というフレーズは、全くのデタラメではありませんが、数冊の本を読むだけでは到底習得できるスキルではありませんし、人のボディーランゲージを一目見て、嘘を検知することなど不可能です。対象人物の嘘を見抜くには、正確な嘘科学に関する知識、非言語メッセージ検知スキル・解読スキル、論理的思考能力、専門分野における経験、会話テクニック、人柄、など様々な能力が統合されて始めて可能になってくるものです。

その中でも弊社は、正確な嘘科学に関する知識、非言語メッセージ検知スキル・解読スキルに関するトレーニングコンテンツをご用意させて頂いております。人は様々な思考をするプロセスの中で、時に観察可能な感情的負担・認知的負担を示す身体シグナルを発します。それらがどのような様態で、どのように表情やしぐさとして表れてくるのか、どのように解釈すればよいのか、どのような質問をし、会話につなげていけばよいのか…等々に関して、研修及びトレーニングをさせて頂いております。その中でも研修において微表情検知トレーニングに力を入れております。なぜならば、人が抑制しきれない表情筋の動きを読みとるスキルは嘘検知の場面において非常に重要なものであると考えるからです。実際に、いくつかの研究から微表情検知力と嘘検知力には相関があることがわかっています。

既存の取り調べテクニックに、身体から発せられる非言語メッセージを正しく解釈するテクニックを加えることで、さらなる取り調べの効率化が期待されます。


その他

マネジメント、コーチング、ファシリテーター、医師、カウンセラー、教育、育児・介護等など、人と接する業務に従事している全ての方々

人と接する業務に従事する全ての方々をサポートする強力なスキルを養成いたします。人と人とのコミュニケーションは、言語と非言語を通じて行われます。人の考えや想いを正確に掴み取るには、言語に注意を払うだけでなく、非言語にも注意を向ける必要があります。非言語には言語同等かそれ以上に様々なメッセージが含まれているのです。特に重要な局面は、言語と非言語が調和していないときです。そんなとき非言語が発しているシグナルを観察してみて下さい。言葉には表されない、表すことの出来ない、言葉で表している以上の様々なことがわかります。例えば…

「この仕事は私にお任せ下さい!」と自信満々に言いつつも、額に不安のしわが表れている部下のH。
「何か質問は?」という問いに対し、黙って、眉間にしわをよせ、アゴをさすっているクライアントのYさん。
「最近、凄く調子が良いのです。」とニコニコ顔の一瞬の隙間に「悲しみ」の微表情を浮かべる患者のMさん。
三者面談で親御さんの言葉に拳を握りしめ、うつむく生徒のI君。

などなど、以上に取り上げた表情、しぐさにはどんな意味があり、どんな解釈が出来、次にどんなアクションを取るのが適当か、に関して弊社の研修プログラムでは解答をご用意しております。



研修体系


上の研修体系を一つのモデルとして、貴社のご希望のレベル、研修時間、ご予算に応じて研修内容をカスタマイズさせて頂いております。最短2時間から研修メニューを構成させて頂けます。詳細はお問い合わせ下さい。

研修価格


研修に関するご相談やお見積りはお気軽に弊社までお問い合わせ下さい。



コラボレーション企画


貴社と弊社のノウハウを合わせたサービスの構築、弊社知的財産の貸与、コラボレーションセミナーの実施、などのサービスをご用意させて頂いております。
2015年の現時点において、いくつかの研修会社様とコラボレーションセミナー・研修を実施させて頂いております。また弊社所有の表情写真・動画を始めとした知的財産の貸与もさせて頂いております。



コンサルティング


感情に関わる問題の相談、感情に関わる商品開発協力、表情読解に関する技術提供、表情・しぐさ分析、その他、非言語メッセージに関する様々な相談に応じさせて頂いております。


商品販売

微表情検知トレーニングDVDのご紹介

微表情を読み取るトレーニングが自宅のPCでも練習できるように、テスト形式でDVD化しました。

「微表情検知テストトレーニングDVD」は、微表情読みとり能力の向上を目的として開発されました。 本製品でトレーニングを行うことにより、ビジネス・日常生活に活用できる強力なコミュニケーション・ツールの獲得が期待できます。

動画版の詳細はこちらから
微表情トレーニングDVD




写真版(フラッシュ)の詳細はこちらから
微表情トレーニングDVD





検知トレーニングが体験できます。

実際に微表情を読み取るテストを体験していただくために、検知トレーニングテストを3問ご用意しました。
試してみたい方は「テストをする」ボタンをクリックしてください。